友のしるし。

頭を抑えて痛そうにうずくまっている梓は言った。






「う・・・ん・・・仲間だよ」







痛さをこらえて、笑っていた。






「うん。ありがとう」





そういって優実は去っていった。







美華は、無表情のまま席へ座った。






そして、微笑した。





「少し・・・楽しい」