葉子さんはあたしを椅子に座らせ、ドレスを手にとってぶつぶつと何か言っていた。 「ねぇ、どっちがいい?」 あたしがボーッとその光景を眺めていると、 葉子さんは急に振り返り言った。 葉子さんが手に持っていたのは、 赤薔薇のドレスと 青薔薇のドレスだった。 どっちもきれい……