しまいには、「あなたを殺して私も死ぬ」とまで言い出した。 ギュッと握り締められた包丁が、不気味な程に光っている。 「何、言ってるんだ! 落ち着けよ!」 「うるさい!!」 小菅の言葉にも耳を貸さない。 「あたしと別れたら絶対に許さないから。 あなたも、あなたの家族も、みんな不幸のドン底に落としてやるから!」 「おい、やめろって!」 「――ッ離してよ!本気よ。 あたしを裏切ったら絶対に許さない!」 「マジでやめろ、って!」