不機嫌な果実



小菅に愛され、それに応える夜は想像以上に温かで、激しかった。


小菅に付けられた無数の赤い花は、深く愛された印。


これほどまでに愛され、そして一人の男性を愛おしく思ったのは初めてかもしれない。


この日、高層階の部屋には二人だけの甘い囁きだけが聞こえた。


誰にも邪魔されることなくーー。