正直なところ、自分の範疇を超えるくらい小菅の存在が大きくなりつつあった。 でも、自分が年下の小菅を……? まさか、あり得ない。 ちょっとくらいいい男だとは認めるけど、口が悪くて、軽いし。 こんな生意気な年下の男を、あたしが……? あり得ないよ、やっぱり。 でも、小菅は――…。