その言葉を聞いたエセルは笑いながら言う。


「大丈夫よ。私たちはちゃんとした理由があるんだから」


「そう、よね…」


フェリアがうつむきながら言う。


前向きなエセルとは違い、サスティンは顔をしかめながら考えているようだ。


しばらくすると真剣な面持ちで顔を上げた。