エセルはさっと杖を構えた。 そしてその何かにじりじりと近寄る。 いざとなれば光[ライト]のまま叩けばいい。 あと三メートルと迫った時にエセルはふぅとため息をついて杖を下ろした。 そこにいたのは六歳ぐらいの女の子だったのだ。 道の隅にうずくまって顔を伏せている。