「俺様の名を知りたいだとぉ~?
お前にはまだ百万年早いっつーの!」




こんな感じで幼稚な戦いはずっと続く……



しかし数秒後、終止符が打たれた。




「お二人共、いい加減にして下さい」



「「はい」」




戦いは結局、瀬戸の言葉で幕を閉じた。



だって瀬戸…口元は笑ってんのに目が笑ってない……


とにかく怖かった~…




「さぁ、お二人共学園までお送りいたします」



「「え゙っ!!コイツも送ってくの!!??」」



「真似すんなよ!」
「真似しないで!」



……何でコイツとこんなにハモんなきゃなんないわけ??



なんか悲しい←(笑)



それからあたしは、昨日あらかじめ渡されていた制服を着た。


この制服がまた可愛いんだよなぁ~♪




あの俺様男と一緒に登校するのは嫌だったけど


学園の場所が分からないあたしは、
しょうがなく後ろを付いていった。