「はい」
「おぉサンキュー」
「もう火曜日はしない」
「なんで?」
「だって水曜は4限からだもん」
「だったら家で待っててくれればいいのに」
「わたしだって自分の部屋に帰りたいの!」
「ちぇっ………わかったよ、火曜は誘わねーよ」
文句をぶつぶつ言いながら帰っていくハルの後ろ姿を見送りながら悲しくなった。
好きでもないのに体だけ重ねる日々。
やめたいのにやめられなくて、流されるままに体を重ねる。
こんなにも哀しいことだったなんて知らなかった。
先輩の時は好きだから傍にいられるそれだけで嬉しかったから、こんなことを繰り返していても虚しいけど満たされるものもあった。
ハルとの間になにも気持ちがないからなのか、哀しいだけ。満たされない。
ねぇ、快斗先輩。
先輩もこんな思いをしていたの?
先輩にこんな思いをさせていたの?
それも哀しい…

