この頬に伝わる涙が後悔の涙になりませんようにと願う。


いつか、いつか、2人に感謝できる日がくるかもしれない。



だけど、それはもっと先になる。




ただただ一番に願うのは、

快斗先輩の幸せだけです。



だけど2人が幸せで過ごすのを見られるほど、できた人間ではないのです。





この経験が、わたしを強くする、そう信じて。


わたしは先に進むのです。




快斗先輩

――――好きでした。




-1ターン目 完-