店員が運んできてくれたお冷やをゴクゴクとのどをならしながら無心に飲んだ。
「そんなにのど渇いてたのかよ」
快斗先輩はクッと笑ってこっちを見ていた。
思わずお冷やを持つ手がかたまり、口にグラスをつけたそのままの状態で静止してしまった。
はずかしいんですけど…
快斗先輩が笑ってくれたのは嬉しいけど、嬉しいけど、この笑いはなんか違う気がする~!
いつ、どのタイミングでグラスおろそうか…
タイミング、ない。
快斗先輩の前で失敗しちゃったよー!
自分のバカ、バカバカ!
快斗先輩をちらっと横目で見ながらゆっくりとグラスを机の上に置いた。
その瞬間、快斗先輩が吹き出し、笑い出した。
みるみる顔が熱くなる。
たぶん、真っ赤になってるんだと思う。
ほんとに恥ずかしいのなにものでもないんだけど!
思わず快斗先輩から顔を背けてしまった。

