「…どういう………」
「茜があれからどうなったとか、どこに行ったとか、何も知らないのか?」
「なに?…何か、あったの?」
知らず知らずのうちに声が上ずって震える。
何か最悪のことでも起こったのか、そんな嫌なことばかりが思い浮かべてしまうようなハルの言い種に正直不安でしかない。
「茜は…イギリスにいる」
「イギリス?」
「アイツは…さくらが大切だったんだ」
「っ」
「さくらが避けるからアイツは何も言えなかった」
「それは…」
「茜は…、さくらのためにイギリスに行ったんだ」
「どういう…」
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