秘密のカンケイ



それは新歓の日から。


あの日からわたしは先輩と。


数奇な運命だったに違いない。


先輩と出会ったのも。


先輩に恋におちたのも。


新歓で隣に座ったのも。


この運命は偶然なのか、必然なのか。


この出会いはよかったのか、悪かったのか。


今ではわからない。


でも、これから先、先輩と出会えてよかったと、後悔してないと思えるように過ごしたい。


そう思うばかり。


先輩…。


今はね。今は、苦しいよ。


先輩があの人を想ってやまないから。


わたしのものじゃないから。


だから、この関係は苦しい。


自分勝手なのはわかってるけど、苦しくてしかたないよ。