顔もどちらかあたしと似てて・・・


二重とか・・・


でも、


身長は、似てない。


最近、153cmになったあたしだがお兄ちゃんは、180以上のテンション。


んで・・・


髪の毛も似てて二人ともサラサラ。


でも、お兄ちゃんは、無造作ヘアーを頑張ってる。


まあ・・・


結構、仲が良いあたし達である。


「家に戻ろう。今日は、久々に父さんも帰ってる」


『そうなの?』


「ああ。紗亜矢が1人暮らしするんだし・・・」


『学校の寮だよー』


そう話しながら家に戻り・・・


家族4人でご飯を食べた。


もう、


あたしの部屋は、ベッドと明日着る服etcの必要最低限のものしかない。


『ちゃんとなれるかな・・・』


みんなと仲良く出来たらいいな。


『寝よう』


そう呟いて目を閉じた。


ー次の日ー


あたしは、お父さんの車に乗って千羽高校に向かった。


『大きい・・・』


確か・・・


コンビニもあるし・・・


寮も図書館もあったよね・・・


おじいちゃん、、


すごいな・・・


「紗亜矢、頑張れ」


とお父さんが言う。


『頑張るよ!あたし、決めたから!』


この学校での校長って役目もあるけど・・・


生徒っていう役目もある。


だから・・・


『卒業もする』


お父さんは、優しく笑ってクラクションを鳴らして去って行った。


あたしは、前を向いて歩き出した。


「・・・あんた・・・朝倉って奴?」


『え』


千羽高校の制服を着て言う。


・・・ここの生徒?


しかし、ピアスも開けて・・・


ボタンを胸まで開けている。