ミナの家につき解散しようとした。

オレは勝手にアイカの家に泊めてもらえると、誘われるのを待っていた。

「ケンちゃんどうやって帰るの?」アイカが言った…

っえ???帰れないでしょ!!終電もタクシーで帰る金もないよ…どうしましょ…ここでキョドったらダメだ。

「友達に来てもらうわ☆携帯貸して?」と言いまずはジュンヤさんにかけた。

「ケンちちゃんわりぃ今ダメなんだ。ダイスケに聞いて見れば?彼女といるから」

ガーン…彼女といる所悪い為、かけずにアイカに返した。

「迎えに来てくれるって!携帯ありがと☆じゃぁ帰るか」

そう言って解散した。はっきりいってここから歩くと3時間以上かかる。でも誰にも心配させたくないから歩くッきゃねぇ!!

オレは歩いた。タクシーで4~5千円の距離を一人で歩いた。このことは誰にも今でも言っていない。少し恥ずかしい思い出である。

家についたのは5時頃。アイカにPCからメールを送る。

“友達と遊んでたから今ついた☆おやすみ”

つかれきったオレは寝た。