裁判所の前で「勝訴」と書いた紙を両手で掲げたい。 お母さん、やったよ! そうちゃんが吸ってるタバコを置いて、 デジカメを左手に持って、右手を私の肩に回して、 頬が重なる、右肩上がりの血圧。 フラッシュが刹那を永久の中に閉じ込める。 瞬時にデジタル化された私とそうちゃんの笑顔。 「なんかお前、女の子みたいだな」といっしー。 いちいち嫌味な言い方をするね、素直じゃない。