真輝は中川さんを見た。 一瞬、目が合ったかがすぐに視線をそらした。 真輝は奈々ちゃんと接している中川さんを見て、中川さんは根が悪い人じゃないと確信していた。 それなのに犯罪を犯さなければいけなかったのには、理由があるような気がしていた。 「ねぇねぇ、おじちゃん。奈々、じぃじに昨日お絵かきした所、教えてあげたいの。……行って来てもいい?」 奈々ちゃんは中川さんにそう言った。