『大悟』と呼ばれた男は、慌ててロープを何処かから持って来た。 「そこへ座れ」 「待て。その前に、手は後ろで縛れ」 「あっ、はい」 男に更に追加で言われ、『大悟』は昭の手を後ろで縛り直し、続いて真輝の手も後ろで縛った。 中川さんは口を挟まず、真輝も中川さんに話してたような軽口は言わずに、素直に従っている。 真輝と昭は手を縛られた後、ログハウスらしい丸太のまんまの柱にロープで縛り付けられた。