先に行ってた中川さんが鍵を開けて中に入り、少し遅れて到着した真輝達が1人ずつ中に入った。 真輝と昭は中の様子をキョロキョロと観察しようとしたが、奥の部屋の方から話し声がして聞き耳を立てた。 しかし、内容までは聞き取れない。 暫らくすると5~6才位の女の子が部屋から出て来た。 「奈々!」 女の子の姿を見ると、花山さんは名前を呼んだ。 「あっ、じぃじ」 自分の状況が分かっていないのか、『奈々』と呼ばれた女の子は嬉しそうに花山さんへ駆け寄り、抱き付いた。