H・O・L・D UP!


要するに、2人共、後は本当にもう家に帰るだけになり、荷物を入れてたコインロッカーへ足を進めているところなのです。

コインロッカー近くに来て、真輝は足を止める事無く、カバンの中からロッカーの鍵を出し、ナンバーを見て、ピタッ、と足を止めた。



「どうした?」

急に立ち止まった真輝を不思議そうに見て、昭、訊いた。



「ナンバー……違う」

「ん?」

呆然とした様に真輝が言ったセリフに、軽く首を傾げてから、昭は真輝の手のひらの中を見た。