「真輝っ?!」 倒れている真輝を見て昭が叫んだが……。 「んっんー」 真輝は小さくうなり声を上げて、起き上がった。 そして、真輝はハッとした。 「中川さん? 中川さん?!」 そこには胸部から血を流した中川さんが、真輝に覆い被さるように倒れていた。 「ちっ! なんであんたが庇(かば)うんだよっ!」 男が悔しそうに怒鳴った。 発砲した時、中川さんがとっさに真輝を庇い、代わりに撃たれたのだ。