「さぁ、銃を出して」 真輝は再び銃口を男達に向け、そう言った。 男達は本物と信じたのか、渋々胸元から銃を取り出す。 「1人ずつ、こっちへ投げて」 真輝は視線を、まずは奈々ちゃんの見張りをしていた男へ向けた。 男は不服そうに、ゆっくりしゃがみ込み、床を転がすように銃を投げた。 次に、真輝が視線を変えると、中川さんも同じように投げてよこした。