筋は『高校生が昔つきあっていた彼女の死の謎を追う』というものでして、登場人物にしろ、情景や心理面にしろ、何ら違和感なく読み終えました。

そういえば『携帯電話』が出てこなかったなあってぐらいは思いましたが、主人公が高校生にしてはクールすぎて(そこが魅力でもあります)、「携帯電話なんか必要ない」なんて言い出しそうなイメージだったのも違和感を覚えなかった要因かも知れません。

で、結局何を言いたいかというと、何十年経っても色あせない作品を書きたいなって思うんです。
なので、「ろく」でも本当は「コンビニ」とは書かずに「コンビニエンスストア」と書きたかったと思っています。
「ケータイ」は「携帯電話」と書いてます。
とても、樋口さんの作品などには追いつけませんが、ちょっとしたこだわりとしてもって行きたいと思っています。