流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

「いまのって、てっぽうのおとやんな」

亜姫が少し青ざめた顔で言うと、幸姫は少し身を震わせながら、そうなのかな、と呟いた。

「うちら、ころされてしまうんやろか」

少し涙ぐむ亜姫に、幸姫は首をふった。

「だいじょうぶだよ。ぜったい、たすけに」

「だって、うちらがどこにおるんかしらんのやで!?」

亜姫の言葉に、幸姫は俯いた。亜姫の言うことは正しい。玲子達が自分たちの居場所を知っていれば、とっくに迎えに来てくれているはずだ。

「もういやや。こんなとこおりたない」

ポロポロと涙をこぼす亜姫。幸姫は決心したように、ぎゅっと手を握った。

「あきちゃん。いっしょににげよう!」

「…どうやって」

「とりあえず…ここからでよう」

そう言って、幸姫は亜姫の手をひいて、入り口のドアの前に立った。