数分後、携帯がメロディを奏で始める。
玲子は急いで携帯に出た。
「もしもし?」
『あ、れいちゃん?』
「ごめんね、めんどうなことお願いして」
すまなそうに言う玲子に、希美は笑ってううん、と答えた。
『それより、ちょっと今回は面倒なことに巻き込まれてるみたいよ』
希美の言葉に、玲子は眉をひそめる。
『サルーシア共和国って聞いたことある?』
「さる?」
玲子は首を傾げる。
『あんまり知られてない国なんだけどね。その国の外交車輌だったの』
「その国がどうして」
玲子が言うと、希美はふぅ、と息をついて話し始める。
『その国ってね、実は今、国内で紛争が起こってるらしくって、どうも、その紛争で使用されている銃火器類を用意するのに、日本の貿易会社が一枚かんでるらしいの』
言われて思わず、玲子は亜姫の父親の方を見た。
『その貿易会社の重役の一人に、娘が亜姫って子がいたわ。多分、その子を誘拐したのは、その関係だと思う』
「でも、幸姫はなんで」
『同じくらいの年頃の女の子だから、じゃないかな』
希美に言われて、玲子は唖然とする。
「まさか。じゃぁ、亜姫ちゃんがどっちかわかんなかったから、たまたま居合わせた幸姫もさらわれたっていうわけ?」
『たぶんね』
玲子は頭を抱えた。
玲子は急いで携帯に出た。
「もしもし?」
『あ、れいちゃん?』
「ごめんね、めんどうなことお願いして」
すまなそうに言う玲子に、希美は笑ってううん、と答えた。
『それより、ちょっと今回は面倒なことに巻き込まれてるみたいよ』
希美の言葉に、玲子は眉をひそめる。
『サルーシア共和国って聞いたことある?』
「さる?」
玲子は首を傾げる。
『あんまり知られてない国なんだけどね。その国の外交車輌だったの』
「その国がどうして」
玲子が言うと、希美はふぅ、と息をついて話し始める。
『その国ってね、実は今、国内で紛争が起こってるらしくって、どうも、その紛争で使用されている銃火器類を用意するのに、日本の貿易会社が一枚かんでるらしいの』
言われて思わず、玲子は亜姫の父親の方を見た。
『その貿易会社の重役の一人に、娘が亜姫って子がいたわ。多分、その子を誘拐したのは、その関係だと思う』
「でも、幸姫はなんで」
『同じくらいの年頃の女の子だから、じゃないかな』
希美に言われて、玲子は唖然とする。
「まさか。じゃぁ、亜姫ちゃんがどっちかわかんなかったから、たまたま居合わせた幸姫もさらわれたっていうわけ?」
『たぶんね』
玲子は頭を抱えた。


