流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

「今、ゆっきーがみた車の特定と、場所の確認をしてもらってるの。それがわかったら、一緒に来て欲しい」

玲子が言うと、幸村はこくんと頷いた。

「あぁ。もちろんだ。俺の娘が待っているからな」

幸村の言葉に、玲子は目を大きく見開いた。

「どうした?」

玲子の表情に、幸村は首を傾げる。

「あ、ううん。何でもないよ」


びっくりした。
確かに幸姫はゆっきーの子供だけど。

【俺の娘】

こんな状況にもかかわらず、玲子は思わずふふっと笑みをこぼした。

「どうした?」

幸村にもう一度聞かれる。
玲子は少し照れたように首をふった。

「なんでもないって。ほんとに」

そう言うと、玲子は幸村の腕に抱きついた。


きっと大丈夫。
だって、幸姫は私とゆっきーの娘だもの。
幸姫は何があっても大丈夫。


それに。


そっと幸村の方を見る。


ゆっきーがいるもの。
絶対に、大丈夫。
幸姫は助け出してみせる。