流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

私は気づかなかったけど、ゆっきーは車を見てる。


「なんばあ?」

幸村が首を傾げる。玲子は、あぁ、と両手をくるくると回す。


えーっと、なんて言えばいいの?なんて言えば…



はっと気づいて、近くの車を指差した。

「これ!ここの部分!見てない!?」

玲子が聞くと、幸村はあぁ、と頷いた。

「確か青色に白で文字がかかれていたな。数字は確か…」

「ちょ、ちょっと待って!今なんて言った!?」

玲子はくらくらする頭を振りながら、幸村にもう一度尋ねた。

「え?だから、数字は確か…」

「そうじゃなくて、その前!何色で文字がかかれてたって?」

真剣な表情で聞いてくる玲子に、幸村は少したじたじとなりながら答える。

「あ?あぁ…確か青に白だったと思うが」

「嘘でしょ…」


一体、どういうこと?青色ですって?


警官が玲子に声をかけてくる。

「すみません、あの」

「なんですか?」

キッと睨みつける。

「あ、いえ…」

思わず警官がひるむ。はっと気づいて玲子はすみません、と頭を振った。