流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

ただ事ではない、と誰かが通報していたようで、警察がすぐに駆けつけた。

「どうかしましたか?」

玲子と男はそれぞれ警官に事情を説明した。

「なるほど。少しお待ちを」

玲子と男から話を聞いたそれぞれの警官は状況を報告しあう。

「考えたくはありませんが、誘拐という可能性があります。とにかく、一度、署まできていただけますか?」

言われて玲子は頷いた。

「玲子。どうなってる?幸姫を探さなくては」

幸村に言われて、玲子はうん、と頷く。

「この人たちが、幸姫を探すのを手伝ってくれるの。だから、どんな状況かを詳しく今から説明しに行くの」

「なんだそれは。幸姫はここでいなくなったんだ。なのにどうして別の場所へ行く必要がある」

幸村の言うことはもっともだ。
だが、玲子と幸村2人だけで探すより、警察にも協力してもらったほうが幸姫を早く見つけ出せるはず。

「ねぇ、ゆっきー。私達2人で探すより、もっとたくさんの人に一緒に探してもらったほうが、もっと早く幸姫を探し出せると思わない?」

言うと、幸村は眉を顰めた。

「幸姫はあの車とかいう乗り物にのせられていたのだ。早く追いかけねば、幸姫がどこに行ったのかわからなくなるぞ!」

幸村の言葉に、玲子は一瞬耳を疑った。

「え、ゆっきー、幸姫が車に乗せられるところをみたの!?」

玲子の言葉に、警官が視線を送ってくる。

「タクシーとかいう乗り物とは違う形の白い色をしたやつだったが」

「ナンバーは!?」

玲子は思わず幸村に詰め寄った。