流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

「珍しい童がおるのぅ」

急に聞こえてきた声にびっくりして、思わず振り返る。

「…!おじいちゃん!」

「はは、やはりいつぞやの童か」

前にも聞いたことのある、その笑い声に、幸姫は思わず駆け寄った。

「こんな夜更けに、一人でどうしたのだ」

首を傾げながら聞いてくる男性に、幸姫は思わず俯いた。

「…ここにいることを、玲子は知っているのか?」

聞かれて小さく首を横に振る。

「ふむ。何やら事情があるようだが…玲子が心配しているのではないのかな?」

男性に言われて、口をへの字にしながら、幸姫は叫んだ。

「しんぱいなんてしてないもん!れいちゃんもゆきむらも、うそつきだもん!」

幸姫のその言葉に、男性はふむ、あごを撫でた。