流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

さぁっと風が頬を撫でていく。
ふと、風の吹いてきた方を見てみると、何度か通ったことのある、丸い穴が開いていた。


まるで何かに呼ばれるように、幸姫は穴の中へと入っていった。

どんどん進んでいくと、徐々に穴が広がっていく。
幸姫は駆け出した。


れいちゃんもゆきむらも。
みんなみんなだいっきらい。


駆け抜けた先には、数度見たことのある草原が広がっていた。
空には大きくてまん丸なお月様が、凛と浮かんでいた。

「うわぁ…」

気がつけば、いつの間にか涙も止まり、綺麗で吸い込まれそうな夜空をじっと見上げていた。