流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

「眠った?」

幸村に聞かれて、玲子は頷いた。

「ごめんね。本当のこと、言えなくて…」

すまなそうな顔をする玲子に、幸村は首を横にふった。

「いや…俺の方こそすまない」

「…おれは風呂にでも入ってきます。2人でゆっくりと話をしててください」

気を利かせて、佐助が部屋を出て行った。

「毛利さんから、話を聞いたの」

「毛利…?あぁ、正弘か」

「うん。ゆっきーたち、もしかしたら今週末に帰れるかもしれない」

玲子の言葉に、目を大きく見開いた。

「どういう仕組みなのかは分からないんだけど、流星群がピークに達するとき、過去に行くことができるって教えてくれたの」

「流星群…?」

玲子はこくんと頷いた。

「その流星群が、今週末の日曜日にピークがくる。ゆっきーたちが帰るとしたら、その時がチャンスだと思う」

辛そうな顔の玲子に、幸村はぎゅっと玲子を抱きしめた。

「わかっている。玲子が何を言いたいのかも。どう思っているのかも」

「ごめんね…ゆっきー」

「いや…あの時のお前の気持ちが…今ならわかる気がする」

玲子を抱きしめている腕の力が強くなった気がした。

「…っ…ごめん……」

隣では幸姫が寝ている。
玲子は声を殺して泣いた。