流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

「ってなに!?この暗さ!」

驚いた顔をしている玲子に、幸姫は思い切って聞いてみた。

「れいちゃん、ゆきむらはこうきのおとうさんなの?」

「え?」

突然の言葉に面食らったような顔をする玲子。ちらりと幸村たちの方を向くと、佐助がすまない、と頭を下げているのが見えた。

「…もしそうだとしたら、すぐに私が、幸姫に教えるはずでしょう?」

そう言われて、幸姫は小さくうなづいた。

「さ、それじゃ今日はお外に食べに行こうか!」

そう言って笑う玲子。


…やっぱり、おとうさんはいないんだ。
れいちゃん、おとうさんのはなし、したくないんだ。


「うん!」

満面の笑みを浮かべて、幸姫は頷いた。