流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜

「れいちゃんのおともだち…それじゃゆきむらのこともしってるの?」

幸村と出会ったこの場所に居て、玲子の友達なのであれば、幸村のことも知っているのではないか。そう思い聞いてみたところ、男性の眉が小さくぴくりと動いた。

「あぁ、よく知っている。急にいなくなったので、探していたところでの」

そう言うと、ニコッと笑って幸姫の顔を見た。

「ところでこんなところで一人でどうして散歩などしているのだ?」

言われて少し、俯いた。

「あのね、こんどうんどうかいがあるの」

「うんどうかい?」

「うん。でも、れいちゃんがこれないかもしれなくて」

わがままを言ってはいけないとわかっているけれど、どうしても、玲子に来てほしい。だけど言えなくて辛い。そんな思いがずっとおなかの中をぐるぐるとまわっていた。

「玲子に来てほしいと、言ってはどうだね?」

言われて首を横に振る。

「れいちゃん、おしごとがあるから。おわったらきてくれるっていってくれたし」

が、そう言っている幸姫の顔は浮かない表情だった。

「玲子のことが大切なのだな」

そう言って、幸姫の頭をポンポンと軽く撫でた。

「しかし気にすることはない。玲子が行くと言っているのであれば、必ず、来てくれるはずだ」

そう言われて、幸姫はこくんと頷いた。