旦那様はヤンキーくん






『…会ってねえけど』



少し怪訝そうに夕翔の声がする。




「そうなの??
 さっき、あたしの教室まで来て
 夕翔どこ?って聞いてきたの!」



「それで?」



少し間が空いてから


少しいらついた声がした。




「知らないって言ったら
 家まで行くとか言ってたけど…
 行ったのかな?家…」




夕翔が何も言わなかったから


あたしは話をつづけた。






「ていうかさ、
 友達の噂によると…
 松原さんってヤバいらしいよ!」




あたしは声を低くして言った。




『…ヤバいって?』





夕翔も声を低くして聞いてきた…。