沈む 沈む あれ程、見えない底に怯えていたのに 沈んでしまえばどうって事は無い 案外気楽なものさ これ以上落ちる事は無いのだから 気のすむまでここにいて 光が恋しくなったらまた 上がれば良いのだ そう思えば 真っ暗闇のこの場所も 少しは居心地良く感じられる