記憶の底に微かに漂う 赤い匂い 僕の記憶の中の君と一緒にあって 甘ったるく、脳の裏側に纏りつく 君を思い出す度に吐き気がするよ 赤い匂いの記憶に蝕まれて どうしようもなく頭が痛い 目が回る 君を僕の記憶から追い出したいのに 匂いの記憶が いつだって 何度も何度も 君を忘れさせてくれないんだ