どうりで痛いと思ったのです 白かった靴は 綺麗な赤に染まって 破れたマントは 吹き付ける風に役立たずだ どうして今まで気付かなかったのでしょう それはたぶん 貴女を思って歩いていたから 貴女に会える日を夢見て 歩いていたから 僕には分かります きっともうすぐ会える 貴女のいる場所は 暖かいだろうから 靴もマントも 僕にはもう必要無いでしょう