ずっと ずっと 真っ暗だった 僕の夜には 明るく輝く月も きらきら光る星も無くて たまに聞こえるのは 僕に対する悪口ばかり だけど 君という存在を知ってから 僕の夜は少しだけ 輝きだした気がするよ 僕の夜に 小さな光をくれたのは 君が繋いでくれた手 もしそれが ただの君の気紛れだったとしても 他人の体温なんて知らなかった僕には 夜明けの太陽みたいに 温かだったんだ