息を吸って 息を吐いて
それを
意識した事なんて無かったのに
君という存在を失って
僕は呼吸の仕方を忘れたみたいだ
まばたきする度に 一瞬映る残像に縋って
僕は今日を生き延びる
君を忘れてしまったら
僕は呼吸すら出来なくなるのかな
違う
忘れてしまえば
きっと 息苦しさからも解放されるのに
この 胸の苦しさから解放されるのに
僕のあらゆる所に張り付いて
君は消えてくれない
僕を放してくれない
誰でもいいから
僕の中の彼女を 消してくれたなら…
僕は誰かの 朝になれるかもしれないのに
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