消えてしまえば
どうって事ない

あれだけ執着していたのが
バカみたい


ふわふわ 揺れる

それは弾けて
跡形もない


消えてしまうと
始めから分かっていたからこそ
きっと、輝いて見えたのだ


その証拠に ほら

私は懲りずに
また息を吹き入れる