先生があたしの前から居なくなって10年──。



あたしの毎日が真っ暗闇になって10年──。



涙を封印して10年──。



心から笑わなくなって10年──。





そんなあたしの暗闇に1つの星が光った。








たった1つの星。








その星に向かって歩きたい自分と目を逸らす自分。





あたしはこれからどうなるんだろう・・・。





ほんとの自分がわからない───。