挨拶を済ませた北村さんは、俺の事に気づいた。

『え・・・えぇ!?』

おい・・・まて!

どーしてこの場で大声を出す・・・

いっせいに視線は北村さんの目線の先の俺のほうに向けられた。

『どうかしたのかね?』

総務部長にいわれて北村さんはあわてて首を横にふった。

そして、北村さんの表情は驚いたけどうれしそうな感じだった。

なんだろ・・・

犬が飼い主に会えた感動?みたいなかんじ・・・・

ってかさ・・・

上司ってことは・・・



北村さんは俺より全然年上なんだなぁってことに今更気づいた俺だった。