でも多分、惚れたら惚れた分だけ後が辛くなる。 彼女がいても何しても、辛い。 閉まったカーテンの隙間から太陽の光が零れる。 “ならいっその事、縁を切ればいい” また、どこからか聴こえてくる。 “元々、あたしが望んでいたものは蝶々の総長じゃなくて普通の女子高生だものね?” 奥歯を噛み締めた。 心からの声じゃないのに。 なんでいつも重要な時に聴こえてくるの?