「こんな所もあれだし、あそこの喫茶店行こう!!!」



「あっ!!!!!」



「分かった????」



琉菜が指差した喫茶店は中学の時に毎日学校帰り、2人でお茶していた喫茶店だった…



「懐かしいな…」



なんかとても愛しいこの故郷の光景がすごく昔を蘇らせる…



あの時は…悩み事もあまりなくて幸せだったな…



まさかあの時の自分は…こんな人になるとは全く思ってなかった。


あの時の夢は…デザイナーだった。



将来、自分がウェディングドレスを着る時に…自分がデザインしたものを着るのが夢だったな…