マリアは女優デビューなんだ…


なんか親近感感じるかも…


「先輩よろしくお願いしますよ!!」


「うん!!!じゃぁ!!」


「さようなら」


一度は前を向いたあたしだが…また後ろを向いてマリアのだんだん小さくなる背中を見送る。


マリアは唯一好きな後輩。


最近の後輩は本当に生意気だったから…


でもそんな時にマリアだけはあたしの所へ来て、挨拶をしてくれた。


そんなマリアは男女問わず人気。

マリアが女優になるのだったら…負けずに頑張らないと!!!


「よしっ!!!」


気合いをまた入れ直して、次の現場に向かったあたしだった。