悪魔なアイツ

『役作りをするには
まずはお互いをよく
知らないとな』


「は、はぁ………」


『だから今日は一緒
に泊まること!!』


もう返事するのも
疲れてきちゃった……


私が呆気にとられて
いる間、いつのまにか
ホテルの最上階へと
たどり着いた。


ドアを開けたその先は
スイートルーム!!


「こんな高い所に泊まる
お金ないよ!?」


『俺が払うから
いいんだって!!』