空に描く青


「目覚めて、涼奈…と香に会っ…たら。二人…とも高校…二年生なんだもん。」

しゃくりあげながら、途切れ途切れに言う。

「志緒も…、志緒も高校二年生で。私…置いてけぼりなんだ…もん…。」

1人になりたくなくて美和は飛び降りたのに。

また、美和は1人にされてしまった。

「置いてかないよ。」

私は涙をブレザーの袖で拭う。

「美和がどんなに1人だって言ったって。私は置いてかない。」

二人とも黙った。

喧嘩はエネルギーを使う。

「…あのね。」

美和はずずっと鼻をすする。