私は急いでお風呂からあがった。 「お風呂次誰入りますか?」 「絋希に声かけてみてくれないかな?」 「わかりました」 私は無理矢理笑顔を作った。 扉の前に立つ…。 深呼吸をしてから、ノックした。 シーン 返答がない…。 私は話しかけることにした。 「あの~」 シーン 念のためもう一度声をかけてみた。 「お風呂…」 居ないのかな? そう思うと緊張がほぐれた。 その時 微かに音が聴こえた…。