「そっか。良かった」 ニコッと笑う八重野さんを見ると、なんか分かんないけど、 泣きたくなった。 なんか、分かんないけど。 そのあとも、マジックとか、喜劇とか色々あって、楽しかった。 でも、なんか、八重野さんが隣にいて、なんか、なんか。 私が、私じゃないみたい。