「ん?梨華?終わったよ?何ぼーっとしてんの?」 「いつの間に!?」 私が必死になってる間、八重野さん達の踊りが終わっちゃったらしい。 あぁ…もっと見たかったなぁ…… って私…何思ってんの!?まるで恋する乙女じゃん!? ……恋かぁ… 「おぉーい。梨華ちゃん?どうだった?」 はっ!と気づくと目の前に八重野さん。近いよぉ…… 「た…楽しかった…です…」 さっきの熱さがぶりかえして来た。